羊の悲鳴「そいつはまだ生きていた」
夏といえば、というと大抵の人は
楽しいことが多く思い浮かぶ季節だと思います。
かき氷、ビキニの似合う女の子、美しい自然の数々…
まあ、「ほとんど」こんなかんじですね。
しかし、ど~しても私には夏を好きになれない点が一つあるのです。
昼間はとにかくうるさいうえに、
近くを通るとおしっこをかけてくる…。
そう、「蝉」です。
そんなの仕方ないんじゃないかって?
確かにこのぐらいなら…ね。
少し話が変わるが私の住んでいる所の話をしよう。
私の住んでいるマンションの廊下では、
よーく虫が迷い込むことがあるんです。
ここまでは、いい。
問題は多くの虫が「廊下で息絶えている」ことだ。
アイツらはわざわざ自分の腹を見せつつ、
ひっくり返っていることが非常に多い。
そんな時、苦手とする人はそっと見ないようにと通るものだ。
ところが!何を思ったのかそいつらは突然暴れ狂う時がある。
そんな場に居合わせた人は虫が嫌いでなくとも、
いい気分はしない。
さて、以上のことを踏まえると、今の時期最悪なことが起こる。
意気揚々と家に帰ろうとマンションの廊下に入った瞬間、
そこは大量の蝉が廊下に点在する「悪魔の道」と化すのだ。
なお、生きていれば暴れだして私を地獄に落とすという
嫌なおまけつきである。